・日本のプラごみの量、世界2位。 ・2050年には、海にあるごみの量が魚の量を超えるとの予測。
皆さんは👆この結果・研究をどう捉えますか?
ペットボトル・食品の袋・レジ袋・etc……。私たちの生活には「プラスチック」が欠かせません。
「プラスチックの消費を減らそう」
皆さん、この言葉は聞き飽きましたか?
ですが、もう、これを聞き流せる時代ではありません。
しかし、行動にうつす人はおろか
プラスチックの消費によって起こる具体的実態を知る人は少ないと感じます。
そこで今回は
プラスチックごみが引き起こす環境問題について取り扱っていきます。
(未来のために!)是非、最後まで読んで頂けると、幸いです。
プラスチックが引き起こす実態
具体的実態から紹介していきます。
砂浜で次々と発見される巨大クジラの死体…
このクジラの死因は100キロものプラスチックを食べてしまったからだと考えられています…。
現在、処理しきれない大量のプラスチックごみが海に流されてしまっている。その結果、海の動物がプラスチックごみを「エサ」と勘違いして食べてしまうのである。
このように胃にゴミが大量に詰まった巨大クジラの死体が発見される例は、世界中で増えている。
そして、クジラだけではなく
私たちが普段食べる海鮮類でさえ、「プラスチックごみ」を食べた「魚たち」かもしれない…。
そう考えると恐ろしいですよね。😢
ハワイの砂浜…
ハワイの砂浜には「日本製」の靴やかご等が漂着しています…。
砂浜にゴミがたまっていることは、多くの人がご存知かもしれません。
大量のプラスチックを消費することで、処理しきれないプラスチックごみがこうして堆積していくのです。
近年、綺麗だったはずの砂浜の姿が変わり始めているのです。
世界中から集まるプラスチックごみに埋もれる村…
ベトナムの首都ハノイから車で1時間の場所にある「ミンカイ村」では
世界中から集まるプラスチックごみであふれており、住民の約80%がプラスチックのリサイクル業で生計を立ています。
やはり、ここでも問題とされるのは「環境問題」
作業所から排出される墨汁のような汚水・プラスチックの袋・片は川に流され、海洋汚染。
大量のごみの燃焼により、黒い煙がもくもく上がり、多量の二酸化炭素の排出から、大気汚染。(地球温暖化の加速)
もちろん。日本から出たプラスチックごみもこの場所に届いています。
私たちのごみによって環境が悪化されるのは紛れもない事実です。
ごみを消費すれば、するほど世界のどこかが汚れていきます。
日本人が生み出した多量のごみによって、影響を受けるのは大半が日本人ではなく 異なる場所・人になってしまいます。 だからこそ、日本人は環境に関する興味・関心が少ないと考えられます。 私はもっと多くの日本人が、この事実を知るべきだと思っています。
このままプラスチックを消費し続けていくと将来どうなる? ☆重要
もし、現在のペースでプラスチックの消費を続けた場合以下のような未来が予想されています。
1.海のプラスチックごみが魚の量を超える。(2050年)
近年、大変話題になっている予測です。
海の中に捨てられてしまったプラスチックごみは理論上、「分解されません」。
そして、何十年・何百年あるいは何千年も海の中に残ると考えられています
- ペットボトル…400年
- 釣り糸…500年以上
- レジ袋…数十年
現在、1度使ったらすぐにごみになってしまう「使い捨てプラスチック」が問題視されています。
これにより、「マイクロプラスチック」という、プラスチック製品が太陽の光や水の力などの物理的刺激で劣化・破砕して細かくなったものが
大量に海中に存在しています。
海にプラスチックが当たり前のように含まれているのです。
これでは本来の綺麗な海が損なわれてしまうのは、言うまでもありません。
2.地球温暖化の加速
上記にも示しましたが
当然ながら、ごみの処理には「燃焼」が欠かせないので「二酸化炭素の排出」は不回避です。
二酸化炭素の排出=地球温暖化の加速は皆さんもご存知の通り。プラスチックの消費は地球温暖化と強く関係しています。
そして、地球温暖化が進むと様々な弊害が生まれます。(海面上昇、生態系の崩壊、異常気象、etc……。)
私たちにできること。するべきこと。
以上の実態から
プラスチックの消費の「怖さ」がよく理解できたのではないかと思います。
私たちは今すぐに、この問題に向き合う必要があります。
だからこそ、私も含め皆さんもできることに取り組んで頂きたいです。
ポイ捨てをしない!
陸地でポイ捨てされたものが、川に流れ、海洋に辿りつくことが十分にあります。ごみは必ず分別し、決められた場所に捨てましょう。
プラスチックごみを減らす!
消費者として、レジ袋やストローをもらわない。紙包装の製品を積極的に選ぶ。 生産者として、プラスチックではなく、紙や木の素材で代用する。
- ペットボトルではなく、「水筒」
- レジ袋ではなく、「エコバッグ」
- プラ包装・容器ではなく、「紙包装・容器」
これらを当たり前にしていきたいですね。
そうすることで、「豊かさ」は守られていきます。
海のエコラベルが付いた商品を購入する!
水産資源と環境に配慮し、持続可能な漁業によって提供された天然の水産物を証明するラベルです。海のエコラベルが付いた商品を購入することは、海洋汚染を防止するために消費者ができる一つのアクションです。
最後に
今回紹介した3つの中には、皆さんがすぐに行動できることがあると思います。
私たちの子ども・孫…の時代に海がごみだらけになってしまわぬように、小さなことから継続的に行動していきましょう!
最後までご覧頂きありがとうございました。皆さんのお力が未来を変えます。私も頑張ります。一緒に取り組みを始めていきましょう(*^^*)
コメント