いま世間では江口のりこさん主演の「ソロ活女子のススメ」が流行していて、ソロ活が注目されるようになり、ひとりで活動する人が増えました。
しかし、私たち大学生・高校生といった学生は
「別にひとりじゃなくてもいいじゃん」
「ソロ活はぼっちのイメージだからなかなかできない」
「そもそもソロ活って意味あるの?みんなでいたほうが楽しいじゃん」
というご意見・悩み・不安からソロ活をしようにもできない、そもそもソロ活の良さがわからないという学生もいます。
そんなご意見・悩み・不安を高校2年生から始めて6年。ソロ活を極めたわたしが
・なぜいま学生はソロ活をしたほうが良いのか
・学生にオススメのソロ活3選
を紹介します!
この記事を読めば!
・行動すれば他の学生と違う経験や体験をすることができる。
・自分が本当になにがしたいのか、どうなりたいのか考える時間がとれる
・学生のときに悩みに悩みまくる就活の面接のネタや社会に出たときのコミュニケーションに困らなくなる!
ソロ活とは
ソロ活とは「ソロ(ひとり)」と「活動」を組み合わせた造語で
「ひとりの時間を楽しむこと」と一般的には言われています。
ソロ活は「ぼっち」というネガティブなイメージがつけられがちだが実はそうではない。
私はソロ活のことを
「己との対話」
と言っています。
ソロ活に出かけるときは、母親に「己との対話をしてくる~!」なんて言っています(笑)
ぼっちではなく友だちやパートナーはいるけれど
ひとりの時間も取ったほうが良いことがあるという意味です。
またいつもいるメンバーのコミュニティから外れて、ひとりで違うコミュニティに参加することで自分をより知ることがができます。
就活で言えば自己分析ですね。それがソロ活をすればできるんです!
私自身ソロ活から得られたことはたくさんあり、いま思うと学生の時からやっといて良かったなって思います。
最初は友だちからの反応が悪かったけど、変わっている私の姿をみて
いいな、俺もやってみようかなと言ってくれることが多くなりました。
興味があったらぜひこの記事を読んで「己との対話」をしてください!
なぜいま学生はソロ活をしなければいけないのか?
なぜ学生はソロ活をしないといけないか。それは簡単にいうと「自分のことを知る」ということです。
「自分のことを知るだと!」自分のことは自分が1番知ってるわ!と思うかもしれません。
ですが、いま自分の良いところは、好きなところは、と聞いてパッと答えられますか?
多くの学生は答えに時間がかかるか、答えが出ない人もいるかも知れません
それだけ、人は(学生)は同じコミュニティにいると周りに流され、自分を見つめることができないのです。
また学生は人と一緒に行動したいという考えに陥りがちで
友だちや彼氏・彼女と旅行に行ったり、お酒を飲みに行ったりしているが、楽しい日々を過ごしていても、残っているものは友だちとの楽しい思い出とクレジットの返済だけです。
友だちやパートナーのように同じコミュニティにいても自分だけの経験や違う世界を知ることはできません。
なので、学生のうちにそのコミュニティから外れて、ソロ活をしてみれば
自分と向き合うことができたり、他の世界の人と関わって新しく自分を見つめ直すことができるのです。
以降学生にオススメのソロ活と、なにを得ることができるのか、について書きます!
学生にオススメのソロ活3選
ひとり旅
他のサイトでもひとり旅をおすすめしていますが、ここでも推します!
私は月イチでひとり旅をしていますが、観光地に行くとひとりで旅をしている学生によく会います。
最近では学生でもひとり旅をする人が多くなってきたため、昔よりひとり旅ははじめやすくなってきています。
まだ、難しいなと思う人は日帰りの旅でOK!
ひとり旅から得られるものは、どのソロ活よりも多くあって、この先の将来、社会人にとって必要な力を与えてくれるものがたくさん詰まっています!
まず、私が学生の皆様にソロ活で何をしたらいいか?と聞かれたときは
「ひとり旅をしろ!」と言います!
ひとり旅から得られること
- コミュニケーション能力がつく
ひとり旅なので、話し相手は初めての人しかいません。
知らない人と話すことは意外と難しいことです。それだけでもコミュニケーション力は少し付きます。
ですが、ホテルのチェックインやメニューの注文など業務的な会話だけでダメなので
積極的に自分から声をかけてみることが大事です!
誰でも簡単にできる会話術
・知っているけどあえて道を訪ねてみる
→いまはスマホで調べられるが、そこでスマホを使って調べるのではなく現地の人たちに聞いてみたらそこで会話が生まれます。さすがにやりすぎは注意です(笑)意外と地元のおじいちゃん・おばあちゃんは話したがりです。
・観光案内所・ホテルのフロント・旅館の女将にオススメの場所や食べ物を聞いてみる
これらの方々は接客業をしていることもあり、優しく話を聞いてくれるし、たくさん話してくれます。
ホテル以外は地元民が担当していることもあり、迷ったらオススメをすべて紹介してくれます。
迷ったらこの方々に聞けば間違いなし!話せるし現地のことを知ることができて一石二鳥です。
2. 新しい価値観・生き方を学ぶことができる
普段生活していないコミュニティに行くと、全く違う考え方を持っている人に出会うことができます。
これまで農家・漁業・移動販売・観光業の方など多くの職業の方と話す機会があって、新しい生き方を学ぶことができました。
特に学生は同じコミュニティでしか生活していないため、考えが似たり寄ったりするので、外の世界に一歩足を踏み入れてみて、新しい生き方を学んだほうが良いと思います。
ほんとうに地方の方の暮らしは貴重なのでお話を聞ければ絶対に自分の財産になります!
ソロキャンプ
いまキャンプはワイワイみんなで騒ぐものからひとりで静かにキャンプをするソロキャンプが注目を集めています。
芸能人から一般の方まで多くの人がソロキャンプにチャレンジしています。
逆に学生でソロキャンプをしている人はめったにいないので、はじめればそれだけで大きな経験や強みになります。
大自然の中でひとりだけの空間。夜になれば、空を見上げると満天の星空。
五感をフルに使って非日常体験をすることができるため、都会の喧騒から逃れたい学生にオススメです!
「キャンプはお金がけっこうかかるって聞くけど、、」という方も安心です!
いまではキャンプ場でキャンプに必要な物は全て揃えられるので、食材だけ買っとけば安心してできます!
ソロキャンプから得られること
1.自分と向き合う時間がとれる
誰もいない空間で周りの雑音もないので、自分の世界に入り込めます。
普段の日常生活では、テレビ・スマホ・車のエンジン音など人の生活音が聞こえるけれども、
キャンプをすれば風の音・水の流れる音といった自然の音の中で生活するので雑音が聞こえてきません。そうなると自然と自分のことについて考えるようになります。
サッカー選手の言葉を借りると「心を整える」時間を作ることもできます。
普段では味わえない非日常空間に入り込むことで違った経験・体験をできるのがソロキャンプの良いところです。
2.生活力が身につけられる
ソロキャンプはひとりでなにもかも準備して生活しなければなりません。
実家ぐらしの学生はこれだけでも大変です。
さらに、外で寝泊まりするので、もしも危険に遭遇したときは対処しなければなりません。大雨が降ってくるとか、動物が来るかもしれません。そんな危険がある中で生活するので、生きていく力を養うことができます。
普段、親に甘えて家事をしてもらっている学生にとって、ソロキャンプは絶対に自分にとっていい経験・体験になります!
ひとり温泉・サウナ
最近ではサウナーが増えてきて「ととのう」という言葉が流行しましたね。
温泉やサウナはひとりで行きやすい、ソロ活しやすいと思います。
しかし、まだまだひとりで温泉に来ている学生は少ない気がします。複数人でいることのほうが多いでしょう。
「温泉に浸かっている時間は暇なので友だちと行きたい」「温泉はやっぱり友だちと語りたい」
という声をよく耳にします。
けれど、1回でいいからひとりで来てみてください。その時間を自分と向き合う時間に使ってほしいです。
温泉は嫌なことも水に流してくれます。
自分と向き合いたい方・落ち着きたい方は温泉・サウナがオススメです。
もっとオススメするなら絶景が見える露天風呂や人が少ない温泉に行ってください。
街の銭湯は人がいっぱいいるので落ち着けません。
+αで温泉×読書もオススメです。
温泉施設には無料休憩所があるのでそこで本を読むとゆったりとした時間を過ごせて、本と向き合う時間もとれます。
ひとり温泉・サウナから得られること
1.自分と向き合う時間ができる
これはソロキャンプと同じです。ソロキャンプより温泉は行きやすいので、まだソロキャンプが難しいなって方はまずひとり温泉・サウナに行ってください!
2.心を整えることができる
温泉は癒やしの効果があると言われ、長年日本人に好まれてきました。
科学的な情報はここでは紹介しませんが、温泉には、人の心を癒す効果があります。普段、ストレスや乱れた生活を整えるために温泉はうってつけです。
やはり、心も身体も壊れていては勉学に支障が出ます。日常に疲れている方、テストやレポートに追われている学生はぜひ温泉に浸かってみてください。
自然と考えが整理され、頭に入りやすくなりますよ!
最後に
学生にとってひとりで行動するのは多少難しいかもしれません。
これまで集団で生活してきた人にとって、集団から外れる行為は仲間はずれになってしまうというふうに考えてしまいます。
しかし、ひとりを知ることで本当の自分を知ることができ、周りに流されず
そのためにいま学生には「ソロ活」が重要なのです。
同じ人と同じことをしていては、その人と同じにしかなりません。
本当は自分が何をしたいのか。どうなりたいのか。知りたいのならひとりの時間を作ってください。
まずは、ひとりの時間をつくって自分と向き合うこと。
そしていつもいるコミュニティから外れて、違うコミュニティに参加してください。
そうすれば様々な価値観や生き方を知ることができます。
学生にとって「ソロ活」がどれだけ重要なのか知ってもらえたら幸いです。
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