平手友梨奈。
元欅坂のメンバーで、現在は女優・歌手として活躍している。また、欅坂46ファン以外でも、多くの人にその名は浸透している。
しかし、平手友梨奈が一体どんな人物なのか。欅坂(現櫻坂)ファンでさえ、謎だと感じている人も少なくない。
今回は、そんな平手友梨奈がなぜ今、評価されているのか。その理由を欅坂時代を背景に見ていく。
*私個人の見解も含みますのでご了承下さい
欅坂46時代の平手友梨奈
平手友梨奈と言えば、大人気アイドルグループ「欅坂46」の元メンバーで全シングルのセンターを務めるほど、最年少でありながら絶対的エースであった。
全シングル(8作)でセンターが同じだなんて、例をみない……。
では、なぜ平手友梨奈がセンターでなくてはならなかったのか。
それは、平手友梨奈の才能が凄まじいものだったからだ…
平手友梨奈は天才だと。
なぜ天才と呼ばれるのか。
欅坂46というのは、何万人ものオーディションで勝ち抜いた20数人で構成されているので、それだけで、大きな能力をもった者の集まりであるが、、、
その中でも平手友梨奈の表現力は群を抜いたものであったのだ。「憑依型」と呼ばれるように、楽曲に入り込む能力がアイドルのレベルではないのである。
だから、欅坂46スタッフ(秋元康…?)は平手友梨奈にグループを託し、「笑わないアイドル」欅坂46をつくりあげさせたのだ。
欅坂46が大ヒットしたのは平手友梨奈の存在によるものだという考察もある。(平手坂と言われることも…)
*詳しくは欅坂46ドキュメンタリー映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」
正直、この映画を見て頂ければ「欅坂46」のほぼ全てが分かります。(笑)
天才がゆえに身体がもたないことも。
しかし、センターという重圧に耐えきれなくなった平手友梨奈は、体調を崩し活動休止を余儀なくされた。
仙腸関節不安定症と遠位橈尺関節痛との診断を受けた。身体だけではなく、心にも限界がきていた。
この間、グループには内外から不安の声が鳴りやまなかった。
それだけ、平手友梨奈の存在が大きかったのであろう。
握手会 発煙筒事件
平手友梨奈がグループを脱退したのは、2020年1月。
しかし、2017年『不協和音』という魔曲をリリースした頃から、「辞めたい」という感情が芽生えていたことを映画で明かしていた。
それには、その当時に起きた「握手会 発煙筒事件」が多大に関係しているだろう……。
2017年、「不協和音」発売記念握手会にて、ナイフを所持した男に襲われかけたという、悲惨な出来事があった。
平手友梨奈は芸能人とはいえ、当時まだ16歳の女の子。こんな恐怖を目の当たりにしたら、平静を保ってはいられないのは当然だ。
2017年をきっかけに少しずつ平手友梨奈の姿が変容していった。
この状態を「平手は暗くなった」と認識している人も少なからずいる。。
だが、平手友梨奈の気持ちを考えれば「暗くなった」なんて言えないのが事実だ。
そんなこんなで2020年までアイドルを続けてくれたので、感謝の言葉しか出ない。
そして、2020年1月、ついにグループを脱退する運びとなってしまった。
平手友梨奈を失った「欅坂46」は平手友梨奈中心のグループから生まれ変わるために改名という大きな決断をし、「櫻坂46」として新たな坂道を登り始めた。
平手友梨奈の現在
アイドル時代を終えた平手友梨奈は、自身のペースで歌手・女優活動を開始。
欅坂46時代に公開された「響-HIBIKI-」に続いて、2021年には「さんかく窓の外側は夜」、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」のヒロインに抜擢。
ドラマでは「ドラゴン桜」「風の向こうへ駆け抜けろ」(2021年12月放送予定)といった作品にも出演している。
活躍は女優業だけではない。
2020年には「ダンスの理由」2021年には「かけがえのない世界」という自身が歌って踊る楽曲を配信。
歌手としても、その才能を遺憾なく発揮している。
また、そのカリスマ性から、ブランド「ANREALAGE」の2021年春・夏のパリコレOPムービーのモデルに抜擢された。
これは、世界から平手友梨奈の才能が見つかった(認められた)1つの瞬間だといえる。
これでまだ20歳……。華やかな芸能生活が始まっている。
本当に平手友梨奈の未来が楽しみである。
どうか、どうか、自分を大事に大切にしていってほしい。(オタク目線です笑)
平手友梨奈が評価される理由
上記を呼んで頂けた方は、もう分かると思うが、平手友梨奈の最大の強みは表現力・演技力である。
アイドル時代から「憑依型」と評されていた通り、見る者を惹きつけさせる。そんな能力に長けている。良い意味でアイドルらしくない、飾らない姿が圧倒的な支持を得ている。
また、その才能をもちながら、自分自身に対する「厳しさ」をもっており、彼女に「慢心」なんて言葉はない。
「さんかく窓の外側は夜」のインタビュー内で、平手友梨奈は自身の性格について
この作品に限らないんですが、私は何をするにも決断にすごく迷ってしまうし、怖いし、どうしようという気持ちになってしまうんです。でも「やると決めたからにはきちんとやる」と決めました。
志尊淳曰く、平手友梨奈は“ストイック”!?|Real Sound|リアルサウンド 映画部
と話しており、常に自分と周りと真剣に向き合っている誠意をもっていることが分かる。
唯一無二の才能をもち、努力を惜しまない彼女からにじみ出るカリスマ性もまた、魅力の1つであろう。
本当に平手友梨奈の未来が楽しみである。
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